瀬戸内海の異変
Seto Island Sea Crisis
瀬戸内海クライシス
きれいになったけど、魚がいない、
「貧栄養化」となった瀬戸内海。
顕在化してきた温暖化の影響。
「貧栄養化」となった瀬戸内海。
顕在化してきた温暖化の影響。
瀬戸内海は本当に綺麗な海になりました。しかし、栄養塩などの不足によって今、瀬戸内海は「痩せた海」と言われています。その原因の一つとして、陸の水田の作付面積の減少により、海に栄養素が届かなくなったことがあります。漁獲量や耕作放棄地の減少を食い止めることが、里海の再生につながると考えています。
Crisis01
貧栄養化した瀬戸内海
(図は山陽新聞より引用)
減少の一途をたどる漁獲量。
陸の水田の減少も原因の一つです。
陸の水田の減少も原因の一つです。
瀬戸内海環境保全臨時措置法(1973年)の施行により、工場排水や下水処理水の排水が規制されたことにより栄養塩が減少すると同時に岡山における漁獲量は減少の一途をたどっています。
栄養塩が不足している原因のひとつとして、水田の耕作面積が減少して耕作放棄地が増加したことが考えられています。岡山県における水田作付け面積は60年前の約1/3まで減少しています。
瀬戸内かきがらアグリでは、里海米をブランド化することで消費を拡大させ、耕作放棄地を減らすことが里海再生につながると考えています。
栄養塩が不足している原因のひとつとして、水田の耕作面積が減少して耕作放棄地が増加したことが考えられています。岡山県における水田作付け面積は60年前の約1/3まで減少しています。
瀬戸内かきがらアグリでは、里海米をブランド化することで消費を拡大させ、耕作放棄地を減らすことが里海再生につながると考えています。
貧栄養化による悪循環
海の栄養素が足りない
海中のプランクトンの減少
小魚・貝の減少
大型の魚の減少
海中の酸性化、藻場の減少
カキ殻を使った農畜産物を増やすことで、好循環が生まれることを目指しています。
カキ殻による好循環
カキ殻を農業資材に使う
カキ殻の栄養が海に返り、
海の栄養素が増える
海の栄養素が増える
海中のプランクトンが増える
小魚、貝などが増える
大型の魚も増える
カキもよく育ち、海水を浄化
アマモが増え魚が居着く
カキ殻を農業資材に使うことにより、田んぼにカブトエビが戻るなどの効果も報告されており、海だけでなく陸の浄化にもつながります。
里海米をブランド化し消費拡大させることで、作付面積が増え海も豊かになることを目指しています。
里海米をブランド化し消費拡大させることで、作付面積が増え海も豊かになることを目指しています。
Crisis02
黒鯛(チヌ)による食害
チヌによる食害が深刻化。
チヌを美味しくいただくための取り組みを
進めています。
チヌを美味しくいただくための取り組みを
進めています。
かつて、岡山の高級魚とも呼ばれていた「黒鯛」(通称「チヌ」)今、瀬戸内海では温暖化などによって この「チヌ」が大繁殖し「カキ」や「海苔」を食い荒らし、深刻な食害が発生しています。
黒鯛(チヌ)に食べられた牡蠣
黒鯛(チヌ)
淡白な白身魚で、真鯛に比べて濃厚な旨みがあります。鮮度が良いと臭みが少なく、刺身でも美味しく食べられます。
おかやまの郷土料理「ばら寿司」も危機に…
ばら寿司の起源は日本でまだ酢が作られる前の鎌倉時代末期までさかのぼるといわれています。当時、備前長船の福岡の地に吉井川の渡しがあり、高瀬舟の船頭の炊き込みご飯にある日、偶然酸っぱくなったどぶろくがかかったものを食べたところ、これがたいそううまかった。そして、「どぶろくめし」が「どどめせ」となまって後世に伝えられたといわれています。
時は流れ、江戸時代、備前岡山の藩主池田光政公が質素倹約を奨励し「食膳は一汁一菜にせよ」との倹約令を布告しました。やむなく庶民たちは、瀬戸内の新鮮な魚介類や野菜などの瀬戸の幸を散らした豪華な寿司を「一菜」とし、それに汁物を添えて、体裁を「一汁一菜」としたのが発祥です。
また、具材を重箱の一番下に散らして酢飯で隠した、見た目は質素な「もぐり寿司」や、ばら寿司の具材を肴にして地酒を楽しみ、残ったシャリはだし汁などをかけてお茶漬けにして食べるのが「粋な食し方」として流行ったとされています。
窮余の策からうまれたばら寿司は、岡山寿司や祭ずしとも呼ばれ、お祭りや祝い事におけるハレの食として親しまれ、今では池田光正公の命日である6月27日を「ちらし寿司の日」として日本記念日協会にも登録されています。
ところが、近年では地球の温暖化や環境の変化によって、ばら寿司にあたりまえに使われていたお馴染みの食材がどんどん無くなってきてるんです。また、食文化の変化や簡便化などにより、このばら寿司を「作る人、食べる人」もどんどん減ってきてるんです。
そこで、JAグループ岡山では行政や各関係団体様と一緒に、このおかやまの郷土料理である「ばら寿司」を「令和のばら寿司」として復活させるべくコンソーシアムを立ち上げてブランディングを行っています。
時は流れ、江戸時代、備前岡山の藩主池田光政公が質素倹約を奨励し「食膳は一汁一菜にせよ」との倹約令を布告しました。やむなく庶民たちは、瀬戸内の新鮮な魚介類や野菜などの瀬戸の幸を散らした豪華な寿司を「一菜」とし、それに汁物を添えて、体裁を「一汁一菜」としたのが発祥です。
また、具材を重箱の一番下に散らして酢飯で隠した、見た目は質素な「もぐり寿司」や、ばら寿司の具材を肴にして地酒を楽しみ、残ったシャリはだし汁などをかけてお茶漬けにして食べるのが「粋な食し方」として流行ったとされています。
窮余の策からうまれたばら寿司は、岡山寿司や祭ずしとも呼ばれ、お祭りや祝い事におけるハレの食として親しまれ、今では池田光正公の命日である6月27日を「ちらし寿司の日」として日本記念日協会にも登録されています。
ところが、近年では地球の温暖化や環境の変化によって、ばら寿司にあたりまえに使われていたお馴染みの食材がどんどん無くなってきてるんです。また、食文化の変化や簡便化などにより、このばら寿司を「作る人、食べる人」もどんどん減ってきてるんです。
そこで、JAグループ岡山では行政や各関係団体様と一緒に、このおかやまの郷土料理である「ばら寿司」を「令和のばら寿司」として復活させるべくコンソーシアムを立ち上げてブランディングを行っています。
晴れ寿司とは
- シャリは、岡山県産米を使用した五目寿司とすること。
- 具材には基本、旬の岡山産品を使用した創作寿司であること。
岡山市内ホテルの晴寿司
地酒の祭典での晴寿司
JAグループ女性部会晴寿司コンテスト グランプリ
外食の晴寿司
瀬戸内かきがらアグリ推進協議会では「里海」を守る取り組みの一環として、「チヌ」をふんだんに使った晴寿司を「里海晴寿司」として皆さんに美味しく食べてもらう取り組みを進めています。
【使用する具材】
- 黒鯛(チヌ)切身
- そぼろ
- 里海米
- 岡山黒豆
- 岡山黄ニラ
Crisis03
アマモの減少
30年間で7割のアマモ場が減少。
「ブルーカーボン」として注目される
アマモの再生に取り組んでいます。
「ブルーカーボン」として注目される
アマモの再生に取り組んでいます。
高度成長期の沿岸域の開発などによって、沿岸域の藻場は大幅に減少しました。原因は埋立、透明度の低下、化学物質の流入、磯焼けなどがあげられます。特に、瀬戸内海では30年間で7割ものアマモ場が減少しました。(水産庁HPより)
アマモは水質を浄化させるだけでなく、二酸化炭素を吸収して海底に固定する「ブルーカーボン」としての役割も注目されています。国内の生息可能な海域にアマモが生息すると年間100万トン以上の二酸化炭素削減になると言われています。
アマモは水質を浄化させるだけでなく、二酸化炭素を吸収して海底に固定する「ブルーカーボン」としての役割も注目されています。国内の生息可能な海域にアマモが生息すると年間100万トン以上の二酸化炭素削減になると言われています。




私たちは、
アマモの再生に取り組んでいます。
アマモの再生に取り組んでいます。






