瀬戸内かきがらアグリ JAグループ岡山

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瀬戸内かきがらアグリ推進協議会 第2回総会を開催しました。

 JA全農おかやまなどが組織する「瀬戸内かきがらアグリ推進協議会」は、5月29日(水)にアークホテル岡山で総会を開催しました。

 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会は、JAグループ岡山が進める循環環境保全型事業「瀬戸内かきがらアグリ」の事業振興を目的に昨年3月に設立され、瀬戸内海の牡蠣の殻を土壌改良資材に使用して栽培した「里海米」の生産や販売に取り組んでいます。

 総会には里海米の生産者、JA、行政、里海米の流通に携わっている生協、漁協や米卸など31団体約70名が出席しました。

 愛媛県の酒造メーカー梅錦山川株式会社代表取締役社長の藤原康展氏からは、昨年に販売を開始した里海米を使用した日本酒「里海の環」の紹介があり、加工品としての商品展開も進んでいます。

 基調講演では、真庭市産業観光部長の新田直人氏から「真庭市SDGs未来杜市と里海米について」と題して、真庭市における里山と里海の連携を通した地域循環共生圏の形成を目指した取り組みが紹介されました。

 同協議会では里海米の生産拡大を目指しており、平成30年産米の生産量は前年から約3倍の14,000俵となりましたが、さらに4年後には10万俵を目標にしており、瀬戸内かきがらアグリに賛同する団体を広く募っています。

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