かきがら資材が稲に及ぼす効果
かきがらは水稲施用にて効果があると言われています- かきがらには主成分であるカルシウムの他に、コンキオリンというタンパク質と天然のミネラル(微量要素)を豊富に含んでいることから、収量UPと品質の向上に役立つ!
- かきがらは発根の促進効果にすぐれ、加えてアルカリ効果により酸性土壌を中和させ、肥料成分を作物に吸収されやすくし、土壌の団粒化を促す!
- 細胞壁の構築に不可欠なカルシウムの吸収率が高いため、水稲などの茎を太く頑丈にさせ、倒伏軽減が期待できます。
- 牡蠣殻は木炭と同じ多孔質形状なので有用微生物の増殖に役立ち生物多様性にもつながります。
左:施用あり
右:施用なし
右:施用なし

左:施用あり
右:施用なし
右:施用なし

施用あり

施用なし

里海米生産者募集

◇かき、から、おこめ◇
「里海米」生産者募集中。
美味しい「里海米」を作ることは、
環境保全活動にも
参加していることになるんです。
一緒に「里海米」を作ってみませんか?

里海米認定条件
- 瀬戸内で生産されたかきがらを原料とした指定資材を、毎年作付前までに規定量以上施用した圃場で生産された米穀とする。
- 農産物検査を受け(原則3等以上に格付けされた米穀)JAおよびJA全農おかやまが認証する米穀とする。
- 栽培する品種は各JAが地域特性に合った品種を指定するものとする。
- JAにより栽培管理日誌の記帳および指定資材購入履歴が確認された米穀とする。

このマークが認定の証!
このロゴマークは本事業を象徴するものであり、同時に本事業のもとで育てられた農畜産物=瀬戸内かきがらアグリ認定商品の証でもあります。
【ご注意】詳しくはお近くの各JAにお問い合わせ下さい。
生産者紹介
プロジェクトに賛同していただいた、里海米の生産者の方々です。








生産状況

2016年から生産がスタートした里海米は岡山県内全域で生産拡大が図られ、2023年産では60,000俵(3,000トン)を目標にして生産拡大を進めています。
銘柄比率

カキ殻の里海米への再利用量

一般産業廃棄物として排出される全国のカキ殻の量からすれば、当事業で再利用されるカキ殻の数量は微々たる数量ですが、将来的にはこの取り組みを岡山県だけでなく近隣の瀬戸内沿岸の地域はもちろん全国に普及させることで、カキ殻の再利用を進めて行きます。